キャプションをグラフィックにアップグレードする
この手順を使用すると、自動文字起こしで作成したキャプション字幕をカスタマイズ可能なグラフィックとして編集でき、境界線やフォントなどを自由に調整できます。
Premiere Pro 2025では、キャプションをグラフィックにアップグレードする機能が「グラフィックとタイトル」タブに統合されています。
自動文字起こしの方法はこちらです
1. 【キャプションをグラフィックにアップグレードする手順】
フォント変更や文字の大きさ調整などの簡単な編集は、こちらが簡単にできておすすめです
Step 1: キャプションを選択
- タイムラインで編集したいキャプション(字幕)クリップをクリックして選択します。

Step 2: 「グラフィックとタイトル」タブを開く
- 上部メニューから「グラフィックとタイトル」を選択します。

Step 3: アップグレードを実行
「キャプションをグラフィックにアップグレード」ボタンをクリックします。
これにより、キャプションがエッセンシャルグラフィックス対応のグラフィックに変換されます。

※ドラックで全部を選択>「キャプションをグラフィックにアップグレード」をすれば一度に全部グラフィックにすることも可能です
ドラックで全部を選択

上部メニューから「グラフィックとタイトル」を選択

2. 【アップグレード後に文字に境界線を追加する方法】
Step 1: テキストレイヤーを選択
- アップグレードされた字幕クリップをクリックします。
- 右側の「エフェクトコントロール」パネルでテキストレイヤーを選択します。

Step 2: 境界線(アウトライン)の設定
- 境界線を有効化
- 「外側の境界線」オプションをオンにします。
- 設定を調整
- 色:コントラストが高い色を選択(例:白文字には黒の境界線)。
- 太さ:スライダーで調整し、文字が背景に埋もれないようにします。
- 不透明度:必要に応じて調整して、デザインを整えます。
3. 【デザインをさらに強化するオプション】
シャドウの追加
- 「シャドウ」を有効にします。
- 影の色、距離、ぼかし具合を調整して、文字をさらに際立たせます。
背景色を追加
- 「背景」オプションを有効化。
- 背景の色と不透明度を設定し、文字と映像のコントラストを強調します。

4. 【注意点】
- キャプションの機能が失われる
グラフィックにアップグレードすると、キャプション特有のタイムコードやフォーマット機能が使用できなくなります。元のキャプションデータを必要に応じてバックアップしてください。 - スタイルの統一
アップグレード後のデザインをテンプレートとして保存することで、他のクリップにも簡単に適用できます。
【まとめ】
Premiere Pro 2025の「グラフィックとタイトル」タブを活用すれば、キャプションを簡単にグラフィックにアップグレードし、境界線やシャドウなどのデザインを柔軟にカスタマイズできます。この機能を使って、視認性の高いプロフェッショナルな字幕を作成しましょう!
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