プロンプトの共通指示を学ぶ
プロンプトの基本の「共通指示法則」をまずは学びましょう。どんな画像を生成するときにも役立ちます。
また、強調方法や弱くする方法などを学ぶことで、より意図したものが表現しやすくなります。
Stable Diffusionのローカル環境構築が終わった方向けの記事です。環境設定からする人は、こちらのページを見てね。
プロンプトを記入する場所
プロンプトを記入する場所は下記になります。
上段がプロンプト、下段がネガティブプロンプトになります。
作成画面の使い方を知るには、こちらの記事がおすすめ▼
言語
英語
英語で書く。
短文、長文どちらでもある程度生成してくれますが、短文の方が精度がいいと思います。
区切り
区切りをしなくてもスペースなどにしてもある程度認識をしてくれますが、カンマ区切りを入れた方がより明確に理解してくれます。
,
カンマ「,」で区切る。半角で。
(例)
a,b
上限個数
75個
プロンプトの上限が75個、ネガティブプロンプト上限が75個。
※「,」も1個とカウント。
※75個以上指示したい時は、76個目から別でカウントされるので、75個目までと76個目のからのプロンプト要素に繋がりがないように記入する。
順番
早く書いているもの順に強く出る
プロンプトの左から順番(早く書いているもの)に優先度が高くなる。
※一般的に品質系キーワードを先頭に書く事が多い。
強調
※強調には、記入の順番も忘れずに
ほとんどの場合は1.5倍以内で記入(多くても2倍まで)
2倍以上にすると崩れてしまうことが多いです。
( )
1.1倍
()の中に入れたテキストを強調してくれます
(例)
(text)=1.1倍
2つ囲うことも可能
(例)
(text,text)=1.1倍
(( )),((( )))
1.1倍の倍になる
(例)
((text))=1.1×1.1=1.21倍
(例)
(((text)))=1.1×1.1×1.1=1.331倍
(:数字)
()の中に書いているテキストに記入された数字の倍数強調されます。
(例)
(text:1.5)=1.5倍
弱くする
[ ]
1.1倍弱く
[ ]で囲われた中のテキストが1,1倍優先度が下がります。
(例)
[text]=1.1倍下げる
(:数字)
数字の倍数なので「0.~」の値で記入
(例)
(masterpiece:0.75)=3/4倍に下げる
別々にしたいとき
aとbを別々にしたいときは、「AND」を使う
AND
aとbは、別々のものにしたい時
(例)
aANDb=aとb(aとbは別々のもの)
a,b=「aとbの要素が入った一つのもの(合体されてもの)が表示される」
(例)
AppleANDOranje=りんごとバナナ別々で描く
Apple,Oranje=りんごにバナナ要素の入った絵を描く
画質を良くするためのプロンプトには
画質の指示をするプロンプトはこちらを参考にしてください。
プロンプトの優先度には
状況説明の語彙力には
こちらのツールを使うと、見本画像の説明文を英語で書いてくれます。作成の参考になります。
プロンプト補助プラグイン
プロンプトの管理には
画像とプロンプトのデーターごと保存できる「Eagle」を入れておくと便利です▼
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