Clip Skipとは
- Clip Skipは、プロンプトの優先度を数値で指定できるスライダー
- 数値は「2」が基準とされているモデルが多いよう(小さいと、プロンプト優先)
- デフォルトでは「Clip Skip」項目がないので、使用する場合に項目追加の設定が必要になります
- Civitaiでよく目にすると思います

1よりも2のほうが良い結果になることが多いので、「2」で生成してみて、プロンプトを強調させたいと思ったら「1」に。もう少し弱めたいと思ったら数値を大きくする使い方が良さそうです。
Clip Skipを使うとこのようになります
プロンプト
プロンプトに一人の女の子、ピンクドレス、赤いリボン、ポニーテールで書きました。
プロンプト:masterpiece, high quality, onegirl,pinkdress,redribbon,ponytail,
Clip Skip生成画像比較です

拡大します。ピンクドレスの指示が適用されたのは、2の値まででした。数値が小さい方が指示に近いですね。






Clip Skipの設定方法
早速、設定をして使ってみましょう。
StableDiffusionを開きます>上側「Settings」>左横側「User Interface」>

>下の方「[info]Quicksettings list」に「,CLIP_stop_at_last_layers」をプルダウンから選択して追記>
※『sd_model_checkpoint』、と(VAE設定してる方は「sd_model_checkpoint,sd_vae」と記載)されていると思います。こちらは残して追記してください

※探せない人は下記をコピペして追記してください(カンマで区切られます)
,CLIP_stop_at_last_layers

>左上のオレンジボタン「Apply settings」>

>右上のオレンジボタン「Reload UI」>勝手に再起動する>

完成です
操作画面の上の方に」Clip Skip」が表示されます。

もう一度試して見ました

試して見たところ、画質も数値が1〜3あたりが綺麗です。(2と3はほぼ変わらないですね。)






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