Stable Diffusionとは
数ヶ月前の方法だと上手くインストールできないStable Diffusionの最新インストール方法を紹介します!
Stable Diffusionとはテキスト入力や簡単な線画入力で画像生成や加工が可能な生成AIです。主にこんなアニメや実写の「美女」を作られているのが有名ですが、他の画像も色々生成できます!
Stable Diffusionローカル環境のメリットとデメリット
メリット:無料・無制限で使える、機能がたくさん、カスタマイズ性が高い、最新機能が試せる
デメリット:PCが高スペックでWindowsのNVIDIAのグラボが推奨されている、導入が難しい、起動が手間
Google Colabが利用規約を改訂し、Stable Dffusionでの使用が今までは無料でしたが、2023年4月に有料になってしまいました。
Stable Diffusionローカルインストールの推奨環境
Stable Dffusionのローカル環境構築はゲーミングPCが必須です。
最低環境は、NVIDIA製のVRAM4GB以上、Windows11、ディスク容量残(CドライブもしくはDドライブ)25GB以上。
推奨は、NVIDIA製のVRAM12GB以上、Windows11、ディスク容量(CドライブもしくはDドライブ)80GB以上、SSD。
※最低環境では、出来ないこともあり時間もかかります。あくまで基本操作が使えるレベルです。
調べた中で一番安かった、グラボ搭載のpcのお店。私は、下記で購入してます▼
最新GPUも格安構成も自由に選べる!パソコン買うならBTOの【FRONTIER】現状、コスパなどを考えるとGeForce RTX 3060 12gbがおすすめです。私は、RTX3070の8gbを使用していますが、Hires.fixの機能を使うと、よく止まって生成できなくなるので、これから買うなら12gbがいいんじゃないかなーって思います。(もちろんお金に余裕があれば24GBの方がいいですげ、高いですね…)
※3060は、8GBのVRAM容量も発売されているので間違えないように!12GBがおすすめです。
mouse ゲーミングPC デスクトップ(Core i7 13700F RTX4070 32GBメモリ 1TB SSD Win11【3年保証】) DGI7G70B3SJW1AZ
PCのスペック確認
ファイル名を指定して実行(ショートカット:Windows+R)<「dxdiag」と記入<OK
Windowsのバージョン確認
>「システム」タブ
「オペレーティングシステム」に記載されています
Windowバージョンが違うときはこちらを
「Microsoft Visual C++ Redistributable」のインストール(アーキテクチャは「x64」をインストールして下さい)
グラフィックボードの確認
>ディスプレイ1か2のタブに記載があります
※「表示メモリ」4000MB以上が対象パソコンになります
AUTOMATIC1111の設定方法
今回は、Stable DiffusionのWeb UI、ローカル環境構築で一番メジャーで使いやすい「AUTOMATIC1111」のインストール方法の紹介をします。
操作でわかりやすく、色々な拡張機能が用意されいるので、たくさんの機能が使えるものになります。
Python3.10.6インストール
Pythonのバージョンは「3.10.6」をインストールします。
※Python3.10.6以外のものがインストールされているときは消して、Python3.10.6だけにしてください。
違うバージョンPythonを過去にインストールされている場合の確認とアンインストール方法
入れているPythonの確認方法
PCの左下のWindowsアイコンを右クリック>設定>アプリ>インストールされているアプリ>
下記の場合は、Python3.10.6が入っているのを確認できます。
入れているバージョンが違って、Pythonを消したい時は
(消したいアプリの右側)3本線>「アンインストール」
※上記の場合はバージョンが違わないので消す必要はなかったのですが、消す場合はこの方法で、削除してからバージョンは「3.10.6」をインストールしましょう。
Python インストールサイト
こちらのURLからインストール
Python 3.10.6のインストール
下の方にWindows64bit用があるのでこちらをインストール
下記のポップが開きます>一番下にある「Add_Python 3.10 to Path」にチェック(重要!!)
「Install Now」>言われるがまま次へ進んでいく
>インストールできたら「Close」
PythonがPCに入ったか確認します
ファイル名を指定して実行(ショートカット:Windows+R)<「cmd」と記入<OK
c:¥Users¥(人それぞれ)>ここに「python –version」を記入>下に現在のインストールされたバージョンが下記のようにでてきます。
python --version
gitのインストール
このページにアクセス>
Windows版をダウンロード※下記のピンクの線あたりにあります
下の「NEXT」を言われまるがまま何度もクリックしてダウンロード>
「Finish」ボタンが出てきたら押してダウンロード完了です。
Stable Diffusionをインストール
こちらの説明で私は、Stable Diffusionを「Cドライブ」に格納しましたが、「Dドライブ」に格納したほうが良かったと思いました。ファイルのサイズが何も入れない状態で9~10GBくらい、モデルを3体入れた時点で16GBを超えました!使用していくとデーターがどんどん増えていきます。
Pythonとgitは、「Cドライブ」格納のままでいいと思います。
「Dドライブ」に格納する場合は、ブログのこの章「Stable Diffusionをインストール(stable diffusion20230520のファイル格納)」の項目「C:」のところを「D:」で進めてください!
自分のPCのWindows(C:)(D:)の場所にいきます>
新規ファイル作成(ファイル名は半角英数字で※私は「stable diffusion20230520」で作成しています)>作成したファイルをWクリック
※「stable-diffusion」の名前は使用されているので他の名前を使用してください
上のアドレス部分(画像の「PC>C:(D:)>「私の場合stable diffusion20230520」と書いている場所)の文字の右側の空白をクリック>
「cmd」と上書き文字を打ち込んで>Enterキー>黒い画面のウィンド(コマンドプロンプト)が立ち上がります。
以下を一番後ろに貼り付け >Enterキー(「Stable Diffusion」のインストールが始まります)
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
インストール完了したら文字が止まります>閉じます
初期設定まだ、次のページで続きます。
コメント
失礼いたします。
分からないことがあったので質問させていただきます。
初回起動まで手順通りにやっていたのですが、以下のコマンドが出て起動されませんでした。
venv “C:\stable diffusion20230809\stable-diffusion-webui\venv\Scripts\Python.exe”
Python 3.10.6 (tags/v3.10.6:9c7b4bd, Aug 1 2022, 21:53:49) [MSC v.1932 64 bit (AMD64)]
Version: v1.5.1
Commit hash: 68f336bd994bed5442ad95bad6b6ad5564a5409a
Traceback (most recent call last):
File “C:\stable diffusion20230809\stable-diffusion-webui\launch.py”, line 39, in
main()
File “C:\stable diffusion20230809\stable-diffusion-webui\launch.py”, line 30, in main
prepare_environment()
File “C:\stable diffusion20230809\stable-diffusion-webui\modules\launch_utils.py”, line 314, in prepare_environment
raise RuntimeError(
RuntimeError: Torch is not able to use GPU; add –skip-torch-cuda-test to COMMANDLINE_ARGS variable to disable this check
続行するには何かキーを押してください . . .
この場合、どうすればいいのでしょうか。
「RuntimeError: Torch is not able to use GPU; add –skip-torch-cuda-test to COMMANDLINE_ARGS variable to disable this check 続行するには何かキーを押してください . . .」
とあるので、PCのGPUが古いタイプなのかもしれません。
エラーに書いてある通り、「–skip-torch-cuda-test」と入力してみてください。
手順は、以下になります。
「webui-user.but」右クリック>「その他のオプションを確認」>「編集」>「set COMMANDLINE_ARGS=」の箇所に「–skip-torch-cuda-test」と入力>「ファイル」>「保存」
こちらで再度試してみていただくと幸いです。
※記事の後ろの方に画像付きで記入しましたので、そちらを見ていただいたほうがわかりやすいと思います。
すみません、お助けください。
一度こちらの記事を参考にPython,Git,stable diffusion webuiをインストールし、
画像生成まで正しく行うことができました。
ただ、モデルやloraをダウンロードしていくうちにフォルダ分けをやり直したくなり、
Python,Git,stable diffusion webuiが入っているフォルダ含め(この三種は同一フォルダ内に格納)したところ起動できなくなりました。
ファイルパスが変わったことによるエラーだという記事を見かけたので、色々設定の試行錯誤をし、
最終的には三種類ともすべてアンインストール→再インストールを行いました。
そして、「pip install xformers」の実行まで行い、完了したのでwebui-user.batを再実行したところ、
「AttributeError: module ‘os’ has no attribute ‘statvfs’」というエラーメッセージが出てきてしまい、stable diffusionを実行することができません。
当方windows環境で、各種インストールしたソフトもwindows用インストーラーからだったと思います。
git,pythonのバージョンは記事内記載のものと同じものをインストールしましたが、どのように対応すればよいでしょうか。
メールを気がつかなかったので、返信遅くなりましてすみません。
解決しましたか?
下記のページに「Stable Diffusion2回目以降で起動ができない時に試すことWebUIローカル環境AUTOMATIC1111」をまず確認してみてください。
「venv」フォルダを作り直しあたりをしてみるといいかもです。
https://piyo-piyo-piyo.com/11910/
とても分かりやすい記事ありがとうございます!
すみません、二度目の立ち上げの時に不明点があったので質問させていただければと思います……!
以下のメッセージが出て、それ以降動かなくなってしまうのですが、これは「二回目の起動がしない時の対処法」に戻づいて対応すればよいのでしょうか?
それとも別の対応の必要があるでしょうか?
venv “C:\stable diffusion20230801\stable-diffusion-webui\venv\Scripts\Python.exe”
Python 3.10.6 (tags/v3.10.6:9c7b4bd, Aug 1 2022, 21:53:49) [MSC v.1932 64 bit (AMD64)]
Version: v1.5.1
Commit hash: 68f336bd994bed5442ad95bad6b6ad5564a5409a
Launching Web UI with arguments:
No module ‘xformers’. Proceeding without it.
Loading weights [6ce0161689] from C:\stable diffusion20230801\stable-diffusion-webui\models\Stable-diffusion\v1-5-pruned-emaonly.safetensors
Running on local URL: http://127.0.0.1:7860
To create a public link, set `share=True` in `launch()`.
Startup time: 6.6s (launcher: 1.7s, import torch: 2.1s, import gradio: 0.6s, setup paths: 0.5s, other imports: 0.6s, load scripts: 0.5s, create ui: 0.3s, gradio launch: 0.1s).
Creating model from config: C:\stable diffusion20230801\stable-diffusion-webui\configs\v1-inference.yaml
LatentDiffusion: Running in eps-prediction mode
DiffusionWrapper has 859.52 M params.
Applying attention optimization: Doggettx… done.
Model loaded in 4.8s (load weights from disk: 0.5s, create model: 0.3s, apply weights to model: 1.4s, apply half(): 1.6s, move model to device: 0.8s, calculate empty prompt: 0.1s).
(この症状と関係があるかは不明ですが、二回目の立ち上げ前に、SDファイル内の「launch」というファイルをWクリックして実行してしまいました)
(※同じコメントを投稿しているという旨が表示されましたが、こちらから見えないので再度送ります)
前回の修正で、「webui-user.bat」に「–autolaunch –xformers 」みたいな書き込みを「–skip-torch-cuda-test」の入力し直したので自動起動しなくなっています。「自動的に「Stable Diffusion」が開く設定にしている人は自動的に開きますが、自動的に開く設定をしてない人は、コマンドパネルが止まったら、ブラウザにURLを記入します。( http://127.0.0.1:7860)」
その他下記のページに「Stable Diffusion2回目以降で起動ができない時に試すことWebUIローカル環境AUTOMATIC1111」をアップしたので、確認してみてください。
https://piyo-piyo-piyo.com/11910/
pythonバージョン確認のコマンドが間違っています
ほんとですね。ご連絡ありがとうございます!
修正させていただきました!
(修正前)pythons –version
(修正後)python –version
感謝です!!
こんにちは!質問です!
cmdのあとに「git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git」を入力すると
gitは内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチファイルとして認識されていませんとでます。どうしたら良いのでしょうか?よろしくお願いします
こんばんは。以下の方法を試してみてください。
1. PCを再起動してもう一度実行してみる。
2. それでできなければ、コマンドを実行するために必要な実行ファイルが存在しない可能性が高いです。
黒い画面のウィンド(コマンドプロンプト)は閉じた状態で実行してください>GITをアンインストールして>再度GITをインストールし直す
※GITのアンインストール方法は、記述しているパイソンのアンインストールと同じ手順で進むとできます(PCの左下のWindowsアイコンを右クリック>設定>アプリ>インストールされているGITアプリ>(消したいアプリの右側)3本線>「アンインストール」)
※正常にアンインストールされているか確認する方法(コマンドプロンプトで「git –version」を実行します。Gitのバージョンが表示されなければ、Gitのアンインストールが正常に行えたと判断してください)
とてもわかりやすい記事を制作していただき、助かりました。
おかげさまでスムーズにStable Diffusionを導入することができました。
感謝の気持ちを伝えたくなったのでコメントさせていただきます。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます!制作の励みになります!!
初めまして。
こちらの記事を参考に導入できたのですが、いざ画像を生成しようと「Generate」ボタンを押しても何も生成されません。エラーも何も出ないのですが何か対処法はありますでしょうか?
返信遅くなりましてすみません、一番考えられるのは、VRAM容量不足とかではないでしょうか?
私のPCでも最近はVRAM容量不足で作成ができなくなってきています。
画像生成のサイズを小さくして1枚で作成を試してみてください。