Python書き方の基本
- 処理は改行で区切る。
- コメントアウト(#〜)は、処理の前に記入。1行消える。
- 処理のまとまりは、インデント(字下げ4個)で記入。
- 大文字と小文字が区別される。
関数とは:処理をまとめたもの
データー型もリストも辞書型も全部、関数。
print:文字列を表示させる
- Qprint(“ab”,”cde”)
- A
abcde
- Qtest = “Hello World!”
print(test) - A
Hello World!
データー型(データーの種類)
int:整数指示
桁数に制限なし。小数値部分を切り捨てて整数にするための関数
float:浮動小数点指示
小数点。64bitで表現。長い文字は表現できない。
str:文字列指示
“~” (ダブルコーテーションで囲うか)、’~’(シングルコーテーションで囲う)で記入
bool:真偽値指示
True:真、False:偽 の2個だけ。
データの種類を変換する関数
int(整数)に変換する方法
- Qint(1.9)
- A
「1」になる(小数値部分を切り捨て)
※int(“abc”)は、数値ではないのでエラーになる。
float(浮動小数点)に変換する方法
- Qfloat(10)
- A
10.0になる(2進数から64bitに)
※float(“abc”)は、数値ではないのでエラーになる
str(文字列)に変換する方法
カッコの中に記述したデータを文字列に変換する。
- Qstr(1)
- A
1になる(整数から文字列に)
- Qstr(True)
- A
Trueになる(真偽値から文字列に)
bool(真偽値)に変換する方法
- Qbool(1)
- A
Trueになる(0または、空データ以外はTrue)
- Qbool(“”)
- A
Falseになる(0または、空データはFalse)
配列とは
複数のデーターをまとめて管理するものを配列と言い、配列でよくつかわれているものにはリストがある。
リスト
リストの作成方法
配列名の箱に値を入れる 。
配列名 = [値(要素),値(要素),値(要素)…]
(例)score1 = [80,100,75]
解説:score1の箱に [80,100,75]の値を入れる 。
リストを参照する方法
配列名の箱から値を参照する。
配列名 = [添字]
- Qprint(score1[1])
- A
score1 = [80,100,75]が→「100」になる。
解説:リスト作成で、score1の箱に [80,100,75]の値が入っている。番号は、0から始まるので[80(0番),100(1番),75(2番)]となる。今回は[1]なので100になる。
リストを代入する方法
配列名の箱の値を修正する。
- Qscore1[1] = 95
- A
score1 = [80,100,75]が→「score1 = [80,95,75]」に書き変わる。
解説:1の部分の値が95になる。リスト作成で、score1の箱に、番号は、0から始まるので[80(0番),100(1番),75(2番)]となっているので、。今回は[1]を95にする指示なので。
メソッドで使える関数の一部
メソッドとは:特定の型で使える関数
メソッドとは、リストや辞書型などそれぞれの特定の型で使える関数。
append(値):追加
- Qscore1.append(85)
- A
score1 = [80,95,75]が→score1 = [80,95,75,85]にいる
解説:85が追加される。リストのscore1の箱に追加されて、[80(0番),95(1番),75(2番),85(3番)]となる。
insert(a添字,b値):挿入
a番目にb数値を挿入する。
- Qscore1.insert(2,90)
- A
score1 = [80,95,75,85]が→score1 = [80,95,90,75,85]になる
解説:2番に90を挿入する。リストのscore1の箱が[80(0番),95(1番),75(2番),85(3番)]の状態から[80(0番),95(1番),90(2番),75(3番),85(4番)]にする
remove(値):削除
- Qscore1.remove(75)
- A
score1 = [80,95,90,75,85]が→score1 = [80,95,90,85]になる
解説:左から見て、最初にある75の値を削除する。[80(0番),95(1番),90(2番),85(3番)]にする
clear(値):全削除
- Qscore1.clear()
- A
score1 = [80,95,90,85]が→score1 = []になる
演算子とは
1. 算術演算子
**(累乗)
- Q7**2
- A
49(7カケル7)
* (掛け算)、 /(割り算)、//(割り算整数のみで表示)、%(あまり)
//は、小数値部分を切り捨て
- Q7//2
- A
3(7/2=3.5で小数値部分を切り捨て)
+(足し算)、ー(引き算)
2. 比較演算子
True値を指示
<(より小さいか)、>(より大きいか)、<=(以下か)、>=(以上か)
- Qa > = 0
- A
aが0以上ならTrue
== !=(等しいか)
3. 論理演算子
True値を指示
not(ではない):否定
and(かつ):論理積
- Q(a > = 0) and (b > = 0)
- A
aが0以上かつbが0以上ならTrue
or(または):論理和
input関数とは
- Qs1 = input(“aの値を入力してください >”)
s2 = input(“bの値を入力してください >”) - A
aの値を入力してください>
bの値を入力してください>
アンサーに記入(例えばaに7、bに2)> Enter>以下のプログラムに値が挿入される>
- Qprint(s1 + s2)
- A
72(文字列なので、9ではなく72になる。)
inputで入れた文字列を整数にするには
- Qa = int(s1)
b = int(s1)
print(a + b) - A
7
2
9
Pythonの基本2に続きます!
コメント