入稿時のガイドラインの確認
入稿時のガイドラインは、印刷業者によって異なります。 入稿前に、印刷業者のホームページなどで確認することをおすすめします。
入稿時のガイドラインを確認するメリット
- データ作成の時間を短縮できます。
- 印刷トラブルを防ぐことができます。
- 仕上がりの品質を向上させることができます。
入稿時のガイドラインの確認方法
- 印刷業者のホームページを確認する。
- 印刷業者に問い合わせる。
- 印刷業者のテンプレートを使用する。
具体的な確認内容
入稿時のガイドラインは、印刷業者にデータを正しく受け渡すために必要なルールと指示をまとめたものです。具体的には、以下の内容が含まれます。
1. データ形式
- 受け付けているデータ形式(Illustrator、Photoshop、PDFなど)
- データのバージョン(Illustrator CS6、Photoshop CC 2019など)
- ファイル名の命名規則
2. 色設定
- 使用するカラーモード(CMYK、グレースケールなど)
- カラープロファイル(Japan Color 2001 Coatedなど)
- 特色(DIC、PANTONEなど)の使用
- 背景色が白色の場合は塗り足しは必要か
カラーモードの確認はコチラで、できますよ
3. 解像度
- 画像の解像度(300dpi以上など)
- 線の太さ(0.1mm以上など)
- 画像の埋め込みの必要性
4. トンボ
- トンボの配置(仕上がりサイズから3mm外側など)
- トンボのサイズ(3mm四方など)
- トンボの色(黒など)
トンボについてはコチラに詳しく書いてます
5. 文字
- 使用するフォント
- 文字の最小サイズ
- 文字切れのガイドライン
- アウトライン化の必要性
6. その他
- 塗り足しの設定
- PDFで書き出しデータの添付の必要性
- 使用画像の納品の必要性
- データの圧縮方法
- パスワードの設定
入稿時のガイドラインを守ることで、スムーズな印刷進行と高品質な仕上がりを実現することができます。
よくある入稿データの例
- データ形式は、印刷会社によって異なる場合があります。
- カラーモードは、CMYKカラーモードに設定する必要があります。
- カラーの場合、解像度は、350dpi以上が必要です。
- 日本式トンボ
- フォントは、アウトライン化。
- 画像は埋め込む必要があります。
- 文字サイズは、6pt以上が必要です。
- 罫線は、0.25pt以上が必要です。
- 余白は、天地左右に3mm以上が必要です。
- 天地左右3mm外側まで塗り足し
- 内側3㎜幅の範囲内に文字を入れる(文字切れ位置)
- 飾り枠をつける場合は太めに(内側に5mm)程度つける
- ファイル名は、半角英数字で作成する必要があります。
- データは、圧縮して入稿する必要があります。
実際の作成はコチラで
入稿前に再確認
- 背景の塗り足し
- トリムマーク(トンボ)は必要か
- 文字のアウトライン化をしたか
- 画像の埋め込みをしたか
- 黒色確認(K100%の黒、リッチブラック、4色ベタなど)
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