印刷入稿時に必要なトンボとガイドラインとは（トリムマーク）

トリムマーク（トンボ）とは

通常、印刷会社に入稿する場合は、トリム マークを含める必要があります。

トンボは、仕上がりサイズより3mm程度外側に配置するのが一般的です。

• トンボ: 印刷業界で一般的に使われる呼称
• トリムマーク: Adobe Illustratorなどのソフトウェアで使用される呼称

トンボは、断裁位置だけでなく、仕上がりサイズや天地左右を示しますが、トリムマークは、 断裁位置のみを示す。

トリムマークは、印刷時に「仕上がりサイズに正確にカットするために使用されるガイド」です。これらは、アートボードの角に配置される小さな十字線または L 字型のマークです。

西洋式トンボ（シングルトンボ）

海外で推奨されているトンボ
一本線のみで構成されたトンボです。海外で印刷データをやり取りする際に用いられます。

【日本式トンボ（ダブルトンボ）

日本で推奨されているトンボ
二本線で構成されたトンボです。仕上り位置（断裁位置）を示す線の外側に3mm程度の塗り足し幅を加えており、日本で一般的に使用されています。

コーナートンボ

• 四隅に配置される
• 仕上がりサイズと塗り足し領域を示す
• 内側の線は仕上がり位置、外側の線は塗り足し領域を表す
• 断裁時に内側の線に合わせて裁断することで、仕上がりサイズになる

センタートンボ

• 中央に配置される
• 天地左右の中心を示す
• ノンブル（ページ番号）などの位置決めなどに使用される

ガイドラインとは

通常３本引きます。

・仕上がり線（断裁位置）
・外側3㎜幅の塗り足しガイド
・内側3㎜幅の範囲内に文字を入れる（文字切れ位置）

塗り足しを作成する: 仕上がり線より3mm外側に塗り足しを作成することで、断裁時のズレがあっても、デザインが欠けるのを防ぐことができます。

文字を仕上がり線から内側に配置する: 文字を仕上がり線から3mm程度内側に配置することで、断裁時のズレがあっても文字が切れるのを防ぐことができます。