スマートオブジェクトとは
通常のレイヤーの画像は、縮小、回転、ゆがみ、変形、遠近法、ワープなどをすると画像が劣化する。
スマートオブジェクトをかけると、画質を保持したまま編集ができ、劣化しなくなる。 ※非破壊編集という。
書き込みや消すなど、一部の編集はスマートオブジェクトでは出来ない。ラスタライズ( レイヤーの名前部分を右クリック>レイヤースタイルをラスタライズ )にして編集する。
※スマートオブジェクトを解除する事を「ラスタライズする」と言う
スマートオブジェクトの欠点は、重くなること。動きが重いときなどは、解除しよう。
スマートオブジェクトをにする方法
6個の方法を紹介していきます。
【方法1】レイヤーで右クリック
スマートオブジェクトをかけたいレイヤーを右クリック>スマートオブジェクトに変換する。
スマートオブジェクトにするとレイヤーの端に下記のマークがつく。
【方法2】レイヤーから選択
スマートオブジェクトしたいレイヤーを選択して、レイヤー>スマートオブジェクト>スマートオブジェクトに変換
【方法3】埋め込みスマートオブジェクト
開いている Photoshop ドキュメントに、スマートオブジェクトとしてファイルを読み込む。
ファイル>埋め込みを配置を選択
図のようにスマートオブジェクトで配置される。
【方法4】スマートオブジェクトとして開く
ファイル>スマートオブジェクトとして開くを選択します。
ファイルを選択して「開く」をクリックします。
レイヤーにスマートオブジェクトマークがつく。
【方法5】レイヤーの境界線でクリック
レイヤーの境界線をalt(Option)を押しながらクリック
(Windows) Alt キー
(Mac OS) Option キー
すみません、スクショ取れず…
【方法6】リンクされたスマートオブジェクトの作成
ソースの画像ファイルに変更があると、リンクされたスマートオブジェクトのコンテンツが更新される方法。
ファイル/リンクを配置
同期させる方法はこちらのページで確認してね
▶【スマートオブジェクト応用】取り込み元素材の変更を同期させる方法
【ラスタライズ】スマートオブジェクトを解除する方法
スマートオブジェクトは、「ラスタライズ」で解除できる。
レイヤーを右クリック>レイヤーをラスタライズ
「ラスタライズ=スマートオブジェクトを解除」したので、先ほどまでついていた、サムネイルの右端の四角のマークが消える。
スマートオブジェクトで編集できない加工をしたい時は、レイヤーの名前部分を右クリック>ラスタライズで作業しよう。
画像劣化の他の原因は…
画像の端がギザギザに感じたらアンチエイリアスのチェックが外れている場合も! こちらも確認しよう。
通常のときはアンチエイリアスにチェックを入れておこう。
コメント