生成塗りつぶし(旧)ジェネレイティブ塗りつぶしとは
生成塗りつぶし(旧)ジェネレーティブ塗りつぶしとは、Adobe Photoshopデスクトップ版(Beta)に搭載された新しい機能です。この機能を使用すると、画像の一部を選択して、その周りの領域をAIを使用して自動的に塗りつぶすことができます。画像の欠損部分を補完したり、新しいオブジェクトを追加したりするために使用できます。この機能を使用して、画像をより魅力的なものや正確なものにすることができます。
一方、従来からある似ている機能、「コンテンツに応じた塗りつぶし」は周辺の画像データからAIが不足部分を推測し補完する機能です。
▶︎コンテンツに応じた塗りつぶしの使い方はこちらの記事をみてね
「ジェネレーティブ塗りつぶし」の名前が「生成塗りつぶし」に変更されました
2023年6月15日に「ジェネレーティブ塗りつぶし」→「生成塗りつぶし」名前変更されました。
※注意:生成塗りつぶしではクラウド処理が必要となるので、作業を開始する前にインターネットに接続していることを確認してください。
Before→After
元画像と生成塗りつぶしの比較です。縦長画像を正方形画像にしたかったので、背景を塗りつぶしで周りの画像を足しました。
元画像(before)
横幅を足そうと思います。

ジェネレーション塗りつぶし(After)
周りの画像を足しました。自然で綺麗です!

コンテンツに応じた塗りつぶし、ジェネレーション塗りつぶし、生成塗りつぶしの比較
従来の「コンテンツに応じた塗り潰し」、「最近のジェネレーション塗りつぶし」、最新の「生成塗りつぶし」の画像を比較してみました。
ジェネレーション塗りつぶしは、候補の中からいいものを1つ選びました。(他は、少し崩れていたので選びませんでした)
コンテンツに応じた塗りつぶし
周りの画像が不自然な感じになっています。

ジェネレーション塗りつぶし
候補の中から一番綺麗なのをひとつ選びました。

生成塗りつぶしは、クオリティーが高くなっていました!下記を見ていただくとジェネレーション塗りつぶしと変わらなく見えますが、どれを選んでいいかわからないほど、候補画像の全体のクオリティーが上がっていました。
生成塗りつぶし1

生成塗りつぶし2

生成塗りつぶし3

生成塗りつぶし4

どれもいい感じですね。
「コンテンツに応じた塗りつぶし」は、シンプルな画像や規則性のある画像には綺麗にできますが、複雑な画像では上手くできないことが多々あります。
今回の新機能の「生成塗りつぶし」は、「コンテンツに応じた塗りつぶし」よりも違和感なくより繋がりが良く画像が綺麗に生成される気がします。
ちなみに、1回の生成で3つの候補が出てくるのですが、さらに「生成」ボタンを押すと、候補がさらに3ち出てきます。

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